つきよ


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「つきよ」

作 長新太

教育画劇

 

読んであげるなら 3歳から

自分で読むなら 小学低学年から

 

独特の世界観で大人気な長新太さん

たくさんある絵本の中でなぜかわが家にあるのはこの1冊

 

わたしが幼稚園の時に毎月購読していた絵本があって

(もう30年以上前のはなし…)

子どもが生まれて実家から引き取ったのですが

その中にあった1冊

 

たぬきが一人ぼっちで歩いていると

山の上に出ていたお月さまがすべってくる

お月さまの七変化

 

現実にはありえない

でもあるかもしれないと思ってしまう長新太さんの世界

子どもも大人も魅了される不思議な世界

 

長新太さんは描いた時代によって色づかいが異なるらしく

この頃は「青」がテーマだったようです

有名な「キャベツくん」なんかは黄色や緑だったりしますもんね

 

月がきれいな夜

思い出す1冊です


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広げるとつながってるワクワク感!

 

 

かじだ、しゅつどう


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「かじだ、しゅつどう」

作 山本忠敬

福音館書店

 

読んであげるなら 2歳から

 

はたらくのりものとして人気のある消防車

そしてのりものといえばの山本忠敬さん作

 

一言で「消防車」といってもいろんな種類があって

はしご車、レスキュー車、ポンプ車・・・

 

恥ずかしながらこんなにいろいろな種類があるのだと

子どもが生まれて初めて知りました

 

それも息子がいるから

乗りものが好きな息子

乗りものの中でも新幹線とはたらくのりものが好き

もちろんこの消防車シリーズも大好き

 

この絵本、お家にあるにもかかわらず

幼稚園の園文庫で借りてきていました

 

子どもって同じ絵本を何度も読みたがったり

お家にあるのに図書館で同じ絵本を借りたがったり

そういうことありませんか?

 

わたしがお世話になっている絵本の読み聞かせの方によると

そういうもの、それでいいんですって

そこを否定せずに同じものでも読んだり借りたりしてあげてね、と

 

難しいのりものの名前も覚えちゃうくらいたくさん読んでくださいね

 

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裏表紙とつながってる!

絵本の楽しみ♪

 

 

サンドイッチサンドイッチ


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「サンドイッチサンドイッチ」

作 小西英子

福音館書店

 

読んであげるなら2歳から

 

この絵本はわが家の長女がとても好きだった絵本

自分で選ぶようになってから、2歳くらいかな

図書館にいくとよくこの絵本を持ってきました

この記事を書くのに出してきたら今もやっぱり好きみたい

 

パンにバターをぬって

レタス、トマト、チーズ、ハム・・・

好きな具をはさんでサンドイッチを作るおはなし

 

リアルだけどやさしいタッチの絵と

サンドイッチができていくワクワク感

 

子どもも大人も楽しめる絵本だと思います

 

夏休みや春休みなど長いお休みに

お子さんと一緒にサンドイッチを作ってはいかがでしょうか


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ゆでたまごってテンションあがる♪

 

 

とけいのほん①


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「とけいのほん①」

作・絵 まついのりこ

福音館書店

 

読んであげるなら 3歳から

自分で読むなら 小学低学年から

 

長女が年長クラスのときかな

お友だちから教えてもらった絵本

小学生になると時計の読み方を習うけどこれいいよ、と

お友だちのお家で当時1つ年上の小学1年生のお友だちの子が読んでくれました

 

その読み方がとってもかわいくて楽しくて

私も気に入ったのですぐに買い求めました

 

どんぐり坊やと時計の針が遊びながら時計の読み方を教えてくれます

絵も言葉もかわいい

まついのりこさんのやさしいタッチがいいですね

 

時計に限らず教育的な絵本ってたくさんあります

最近は本当にたくさんある気がします

もちろん絵本をどんな風に使うも自由

でもやっぱり絵本は絵本であってほしい

 

そういった観点からもこの絵本は

しつけ・教育を感じさせない

子ども心を忘れない

絵本として楽しめる絵本だなぁと思います

 

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続きもあるよ!がまたかわいい

 

 

 
続きの②と2冊セットも♪
 
 

のろまなローラー


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「のろまなローラー」

作 小出省吾

絵 山本忠敬

福音館書店

 

読んであげるなら 4歳から

自分で読むなら 小学低学年から

 

乗りもの好きな男の子にもオススメな1冊

わが家も息子へのプレゼントとしてやってきた絵本

 

初めて見たのは図書館だったかな

 

動きのゆっくりなローラー

あとから車にどんどん抜かされる

でもゆっくりだけど確実な歩み

追い越していった車たちは疲れて休憩

その横をゆっくりと通っていくローラー

決して自慢気ではなく

ただ自分の道を歩んでいく

 

当時の息子はちょっとおっとりゆっくりめな性格

(今はすっかりアホ男子なのですが…)

でもちゃんと周りは見ていてやることもやれる

そんな息子と重ね合わせてみてしまう絵本でした

 

子どもの絵本だけど奥が深いおはななし

 

山本忠敬さんの乗りものの絵もまた味わい深くていいですね

初版からもう50年以上経つだけあって車も今とはずいぶん違う

それでも色あせない絵とおはななし

 

乗りもの好きの男の子にぜひ


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工事って男の子はテンションあがる?

 

 

おやすみくまちゃん


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「おやすみくまちゃん」

文 シャーリー・パレント

絵 デイヴィッド・ウォーカー

訳 福本友美子

岩崎書店

 

3歳~5歳向け

 

かわいいかわいいくまちゃんたちのおはなし

「おすわりくまちゃん」に続くくまちゃんシリーズ第2弾

 

ですが、わが家はこの絵本しかなくてまだ他を読んだことがありません

たまたまお義母さんから送られてきたんだったかなぁ

最近の絵本らしくとってもきれいな色づかいで全体にきれいという印象

 

ちいさなくまちゃんが4匹

それぞれ特徴があってどの子もかわいい

わが子たちは、この子はわたしぼく、と自分と重ね合わせて読んでいました

 

子どもって絵本を読むときに物語の中に入るんだよと聞いたことがありますが

まさにその通り

自分が物語の登場人物になったつもりで聞いていたり読んでいたり

かわいいなぁ

 

タイトルに「おやすみ」とつくので夜寝る前に読むとなんだかあたたかい気持ちのまま心地よく眠れる

そんな絵本です


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裏表紙のくまちゃんもしあわせそう♡

あめふり


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「あめふり」

作・絵 さとうわきこ

福音館書店

 

読んであげるなら 3歳から

自分で読むなら 小学低学年から

 

ばばばあちゃんシリーズの3作目

なかなかおもしろい発想のおはなし

 

雨がたくさん降りつづく梅雨の季節

どんどん降って川があふれて庭が海のようになっちゃう

 

雨を降らせる雲の上のかみなりさんたちをこらしめるばばばあちゃん

こんな方法で?と思うけれどたしかに効き目がありそう

 

そしてついにかみなりさんたちが・・・

かみなりさんたちが落ちてくる場面がまたおもしろい

これが見開いていく絵本のおもしろさですね

 

この絵本はわたしが子どものころに買ってもらったもの

ずいぶんと読み継がれている絵本

それでも色あせない絵とおはなし

 

そして大人になって気づきました

ラストの洗濯する場面で「せんたくかあちゃん」のかあちゃんが!

 

絵本っていつまでも楽しめて素敵☆


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雲の洗濯が終わったかみなりさんたちさようなら~