カフェバスくんがいく
「カフェバスくんがいく」
作 あんどうとしひこ
読んであげるなら 3歳から
自分で読むなら 小学低学年から
センスを感じる素敵な絵の絵本
カフェバスくんが駅前、街中、公園に行ってカフェを開く
そこにたくさんやってくるお客さん
移動販売車ってわくわくしますよね
よくある絵本とはまた少し違うタッチの絵
ここは日本なのか?外国なのか?
描かれる人の絵も日本人なのか?外国人なのか?
よく見ると働く男性はスーツを着てるからやっぱり日本
道路も車が左側を走ってるからやっぱり日本
でもなんとなく外国の雰囲気も感じさせる素敵な絵
あちらこちらでサンドイッチやコーヒーを販売するカフェバスくん
出会えたらうれしいな
車が好きな男の子も、そうでない子も、楽しめる絵本です
こちらは2010年のちいさなかがくのともとして出版されているらしく
書店には置いていないみたいです
図書館にはあるかな
ぜひ探してみてくください♪
同じあんどうとしひこさんの作品はこちら
コロちゃんはどこ?
「コロちゃんはどこ?」
作・絵 エリック・ヒル
訳 まつかわまゆみ
評論社
読んであげるなら 2歳から
とっても有名な絵本
わたしはこの絵本しか知らなかったのですが
実はシリーズでたくさん出ています
出版は30年以上前
にもかかわらず今もたくさんの子どもたちのファーストブックとして人気
今はボートブックも出ているみたいですね
ごはんの時間に子犬のコロちゃんがいない
ママがどこ?と探しに行きます
時計の中、ピアノの中、階段の下
なかなか見つからない
見つかるのはいろんな動物たち
この探す過程でめくれるしかけがあります
わたしも幼心にこのしかけにワクワクした覚えがあります
わが子たちも何度も読んでいるのでどこに誰がいるのか覚えてる
さる~!わに~!らいおん~!と小さい頃は教えてくれました
最後にようやく見つかってほっとひと安心
やっぱりママと一緒が安心
そんな風に思わせてくれる素敵な裏表紙♡
しかけ絵本のワクワクをお子さんと一緒に楽しめる1冊です
ばいばい
「ばいばい」
作・絵 まついのりこ
読んであげるなら 0歳から
まついのりこさんのあかちゃんえほんシリーズ
わが家にあった「じゃあじゃあびりびり」がびりびり・・・
でもう一冊を購入したんだったかな
いろんな動物が
「こんにちは」
「ばいばい」
と順番にでてきます
とってもシンプル
絵もはっきりしていてそしてかわいい
わが子たちに読むときは動物ごとに少し声を変えて読んだりしました
決してそういう読み方がいいというわけではなく
わたしがそうしたかったから、です
読み聞かせをお仕事とされている方によっては
声のトーンや大きさなどおおげさに変える必要はない
と言われるかたもいらっしゃいます
わたしたちお母さんは子どもと楽しめればそれでOKかなと
わたしが変な声を出すと子どもたちも喜ぶ
そんな思い出のある絵本です
じゃあじゃあびりびり
「じゃあじゃあびりびり」
作・絵 まついのりこ
読んであげるなら 0歳から
写真の絵本がボロボロで恐縮ですが・・・
まさに「びりびり」な絵本
まついのりこさんのあかちゃんのえほんシリーズです
わが家には赤ちゃん向けの絵本がなくて
園児くらいからのものばかりでした
実家から引き取ったものばかりだったので・・・
長女3歳、息子数か月のときに絵本の読み聞かせの方に出会いました
この絵本はその方に教えていただきました
みず じゃあじゃあ
かみ びりびり
いぬ わんわん
などとても分かりやすい音と絵
ボートブックにもなっているので小さいお子さんが持っても大丈夫!
と思って赤ちゃんの息子に渡していたらまさにびりびりですが(笑)
はじめてのあかちゃん
どんな絵本がいいかな
迷ったら手にとってみてください♪
ゆうびんやさんのホネホネさん
「ゆうびんやさんのホネホネさん」
作・絵 にしむらあつこ
読んであげるなら 3歳から
自分で読むなら 小学低学年から
ホネホネさんシリーズ
初めて見たときはなかなか衝撃の絵でした
でも子どもとの一緒に読み進めるうちにはまるホネホネさんの世界
ゆうびんやさんのホネホネさんは動物たちにはがきを届けます
はがきは遠くに住む友人たちからの夏のお誘い
夏になってみんなお出かけ
ホネホネさんは…?
ホネホネさんの乗ってる自転車
よく見ると車輪はクモの巣の形
サドルはガイコツ
そもそもホネホネさんもガイコツ
見方によっては怖くもあるけどそれを感じさせない温かなホネホネさんとその絵
全編モノクロ
線で細かに描き込まれている背景
最近のカラフルでやさしいかわいいタッチの絵本とは全くタイプが違うけれどそれでも愛されるホネホネさん
いやむしろ、だからこそ愛されるのかも
そして子どもが見てるのはカラフルさやかわいさだけではないということかな
一度は手にしてみてほしい1冊です
ホネコさんと自転車の練習
これがまた見ていて楽しい裏表紙♪
くまのコールテンくん
「くまのコールテンくん」
作 ドン=フリーマン
訳 松岡享子
読んであげるなら 3歳から
自分で読むなら 小学低学年から
デパートのおもちゃ売り場のくまの人形、コールテンくん
いつか誰かが買ってくれることを夢見てる
ふと気づいたなくなったボタンを探して夜中のデパートを探索
そして女の子が自分のおこづかいで買ってお家に連れて行ってくれる
わたし自身が小さい頃からとても好きな絵本の1つ
くまの人形がしゃべるところ
夜中のデパートを探し回るところ
そして女の子のお家にあるコールテンくんのための素敵なベッド
どこをとってもなんだかわくわくする
人形もこんな風にドキドキしながら待ってるのかな、とか
夜中のデパートってこんな感じなのね、とか
誰かに見つからない?ドキドキ、とか
お人形さん専用のベッド!ステキ、とか
今読んでも色あせない1冊
これもやっぱり長女が小さい頃にたくさん読みました
わたしが好きで読んでいたところがあるけれど
大きくなった長女にはどんな絵本として記憶にあるのかな
とりかえっこ
「とりかえっこ」
作 さとうわきこ
絵 二俣英五郎
読んであげるなら 3歳から
自分で読むなら 小学低学年から
遊びにでかけたひよこが出会った動物たちと次から次へとなき声をとりかえっこ
お家に帰ってなき声が変わったひよこにお母さんひよこはビックリ!
出版から40年以上
ベストセラーの絵本ですね
わが家は長女が小さい頃にたくさん読みました
ほとんどがなき声なので小さい子も分かりやすいのかな
ひよこ一家をはじめ、出てくる動物たちはみんな家族で暮らしていて
その暮らしぶりが人間のよう
絵が写実的なだけにわたしにはなんだか不思議に思えました
でもそこもまた子どもが読んでいてもおもしろいのかもしれません
小さなお子さまと一緒に楽しみたい1冊
てんとう虫とはどんな風になき声をとりかえっこ?